■スモール・ビジネス・プランとは
・対象は、起業・独立・開業のお客様、粗利益3,000万円以下のお客様です。
・開業直後でなくても粗利益3,000万円以下のお客様は対象となります。
粗利益とは損益計算書上の売上高から売上原価を差し引いた売上総利益のことです。
・粗利益3,000万円以下でも実態によりスモール・ビジネス・プランのお引き受けが困難な場合もありますのでご了承ください。
・経理業務等の事務処理を極力スリム化し、本業に注力していただきます。
・伝票、領収書貼り、現預金出納帳は原則として不要です。
・自社でできることは自社でやることにより、報酬負担をらくにいたします。
・コンピューター・ソフトを自社で入力していただきます。
・原則として私どもからの訪問は行いませんが、電話・メールで自由に質問が可能ですし、私どもをお客様が訪問していただくのは大いに歓迎させていただきます。
■スモール・ビジネス・プランをお勧めする理由
起業・独立・開業のお客様や粗利益3,000万円以下のこれからのお客様の場合は、経理業務等の事務処理をスリム化してまずは本業に注力していただくことが重要です。
本業の見込みが良好でありそれなりの報酬の負担力があれば、事務処理を極力アウト・ソーシングしより本業に注力するのが理想です。しかし、このステージの多くの方は不確実な将来に直面しており、自社でできることは自社でやり、収益と見合うように費用を抑え、志半ばで事業継続をあきらめたり、協力していただいた方にご迷惑をかけたりする最悪の事態を避けることが大切となってくるのではないでしょうか。
私どもの事務所も、開業時は売上高月額21,000円で、事務所は机椅子一つ部分を転借しコンピューター・ソフトも当時30,000円程度の会計ソフトひとつでスタートし、売上高の拡大に合わせて徐々に費用をかけて来ました。そして、数多くの事業再生の厳しい現場の経験を積むにつれ、自ら実践してきた企業経営の基本である「入りを計りて出を制す」をお客様にもお勧めしたいと心より思うのです。
■月額21,000円で「すっきり・らくらく・安心」
スモール・ビジネス・プランの報酬(税込)は、基本的には、月次21,000円、決算時105,000円です。
年末調整(21,000円より)、償却資産税申告(5,250円より)に関する報酬は別途になります。
役員を含め3名の消費税免税の法人で償却資産税額無の場合の年間報酬(税込)の例は次のとおりとなります。
月次21,000円×12ヶ月+決算時105,0000円+年末調整24,150円+償却資産申告5,250円=年額386,400円
スモール・ビジネス・プランは、合理的価格を重視いたしましたが、業界最安値を目指すプランではありません。私どものいざというときの高い問題解決能力や事務処理のスリム化の推進に期待していただけるお客様に、リーズナブルに常日頃のお手伝いをさせていただくためのプランですのでご理解ください。
■手書きの伝票はやめてらくになりましょう
皆様は、手書きの伝票は何のために必要だと思われますか。
①取引の決済の承認書として、②領収書等を貼りつける台紙として必要であるというのが現実的ではないでしょうか。
最近の上場企業では、コンピューター・システムによる分散入力が主流であり、科目印を押した手書きの伝票はほとんど作成されておらず、入力したデータのアウトプットとしての伝票が作成され、①取引の決済の承認書として、②領収書等を貼りつける台紙、さらに③入力結果の承認書として使用されているのが最も多いパターンではないでしょうか。
取引の決済の承認という意味では領収書等に直接捺印すれば足りますし、領収書は紙に貼らなくても秩序性をもった保管が可能であり、実は伝票を無くすことは可能であり、私どもでは既に実践しております。
皆様も、ぜひご一緒にスリム化を検討されてみてはいかがでしょうか。
■領収書を貼るのをやめてらくになりましょう
領収書を貼る作業はやってみたことのある方はわかるかと思いますが意外に時間がかかります。
領収書は紙に貼らなくても秩序性をもった保管が可能であり、私どもでは既に実践しております。
皆様も、ぜひご一緒にスリム化を検討されてみてはいかがでしょうか。
■入力を自社で行い数字をつかむのにらくになりましょう
パソコン用の財務会計ソフトを自社で導入し、入力も自社で行うと数字をタイムリーに把握できるようになり、経営判断がらくになります。
■スピードの速い会計ソフトを使いらくになりましょう
私どもは、財務応援、弥生会計、勘定奉行、PCA会計、ビズソフト等の主要な会計ソフトに対応しております。その中で、お勧めなのが、処理スピードの早いEPSONの財務応援LITEです。
一般に、小規模企業の皆様にはグラフィカルで導入や操作がわかりやすい弥生会計の人気が高いと思われます。しかし、経理ソフトの操作は最初に設定してしまうと毎月繰り返しであり、わかりやすいことよりも入力スピードが速くストレスがたまらないことが重要で、その点では財務応援LITEが一番だと私どもは考えています(導入や操作がわかりやすければもっとよいので、EPSONには改善を期待したいですが)。
また、バージョンアップがあっても会計事務所との極力互換性が維持できるのも財務応援LITEで、最近は10年間近くお客様のランニング・コストが0円ですんでいるのではないでしょうか。EPSONは給与計算ソフトでも源泉徴収票の用紙を別途買う必要がなくA4普通紙印刷が可能であり、ランニング・コストに合理性がある側面がもっと知られてもよいかと思われます。
■毎月訪問はやめて費用負担をらくにしましょう
一般に、業界の慣行として会計事務所がお客様を毎月訪問する契約になっていることが多いですが、起業・独立・開業のお客様、粗利益3,000万円以下のお客様には本当に必要でしょうか。
会計事務所の最も大きなコストは人件費であり、実は訪問に要する時間がバカにならないのであり、それが報酬金額を押し上げているのです。
今は、電話・FAX・電子メールと通信手段も発達しておりますし、必要なときにはタイムリーに必要なだけコミュニケーションをとるスマートな関係を築き、リーズナブルな報酬金額を実現しようというのがスモール・ビジネス・プランです。
原則として私どもからの訪問は行いませんが、電話・メールで自由に質問が可能ですし、私どもをお客様が訪問していただくのは大いに歓迎させていただきます。
また、私どもがお手伝いを開始させていただいた直後で、現地でお手伝いがどうしても必要な場合は訪問させていただきます。